岩波文庫の青帯を読んでて、ちょっと実験したいなと思ったので、
模型の写真は次回に。
さっそくですが
NHKスペシャルの「ケネディ暗殺の真相」みたいな番組見ました。
歴代のケネディ特集の中では、一番リアリティあったかな?
・・・と自分は思いましたが、どうなんでしょうね。
似たような結論の特番もあったような記憶もありますが、あそこまで犯人側を徹底的に取り上げたのは初めてでは??
と思いました。
その中で「共産主義者だ!」とか「ソ連の犬か!」みたいな感じで出てきましたけど
(当時はしょうがないと思いますが)
今だからこそ マルクスの『共産党宣言』 を読むのも良いんじゃないかなーって思いました。
あのドラマのようにかなり影響力のある本だし
否定派の人でも肯定派の人でも、一読すべき名著(実際世界を変えましたもんね)だと思います。
そこから「ないない」って思ってもいいし、「これは現代でも通用するぞ」って思っても自由ですしね。
読まないよりも、読んだほうが良いのは確実かと。
ただ、押えておきたい大事なことは
現実としてマルクス主義的な国は、あんまし幸せそうには見えない点と
相当な聖人君子でない限り、どこかで利己的な欲が勝るような人間では実現不可能に思う点、
(性善説か性悪説って感じですけど、客観的に見て現実世界は性悪説な気が・・・)
さらに国民が皆、善人でない限りは難しいんじゃないかな??とセミ級の脳を持つ自分ですら懐疑的に見てしまったり
(そこで強制的な改革が必要なんでしょうけど、イメージ悪いですよねぇ・・・)
悲しいですけど、マルクスさん人類に希望を持ち過ぎかなー・・・って思ったりもします。
だって絶対悪いヤツが出てきて、このシステムを悪用しそうですもん・・・。
少人数レベルでも崩壊しそうな気がするんだよな・・・
と、自分はガッツリ読みましたが・・・
前にも書きましたけど、もう時代が次のステップに行っちゃってる感じがするし、
もし現代にマルクスがいたとしたら、別の解決方法を意見してるんじゃないですかね・・・。
世界がもはや生産過剰な気がします。
そんで資本家から生産資本を奪い取ってもね・・・っていう。
マルクスの世界観は、自分的には間違ってないと思うし
モデラーっていう、なんか関係なさそうな世界の人でも是非読んでもらいたいと推薦したい本であります。
(でも過激な部分は墨を塗ってね☆っていう)
なんで推薦したいかっていうと『読後は模型の世界もかなり違って見えるから』なんですけど、
マルクスの世界観が頭に入ってると、モデルグラフィックスの(あ)の人のZZガンダム回顧録とか
「ああ・・・そうか、その当時は子供だった自分は搾取される側だったんだなー」とか
富野監督さんが吠えてるのも「せめて大人が子供達から搾取するのは止めろ!」とも取れるし(←注:勝手な想像ですけど)
永野さんが売れるデザインにしろって言われてスポンサーサイドとモメた話も、反商業主義的に見えます。
(個人的にGTMも反商業主義に見えるんだよなー)
自分的にはモデラーってみんな頭が良い人達の集まりだと思ってます。
だって口先だけじゃなくて、実践と結果が伴うでしょ??
カラーリングだって、普通に青と赤を混ぜると紫にならない塗料とかコントロールするんですもんね(笑)
「僕たちは、すごくIQ高いです!」ってテレビによく出る人たちより、実は相当訓練されてるんじゃないかと思うんだけど・・・
いつか、この中からマルクスを超える次の世界を作る英雄が出現するはず!
希望はデカく!
おおぐち叩いてみました。
以上
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- 2020/05/04(月) 16:58:20|
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