
ネットもせずに毎日一生懸命頑張ってここまで来ました。
正直・・・レジンキットのほうが自分には合ってるかも・・・
と、心を折られそうなくらい凶悪にめんどくさいキットです・・・
つらい・・・
ここまでの道のりですが、

強度のことを考えて(ポリパテでもまったく問題ないんですけど)レジン複製トス。
この中で一番品質の良いものを使用します。

さて、どちらが原型でしょうか?
ちなみに余談ですが、ワンフェス出てたとき、よくお客様から
「業者抜きですか?」
って質問されて、いえ自分抜きですって返すと結構な数でお断りされてたんですけど、
お得意様からは「抜きのレベルは全然悪くないと思いますよ」っていつも励ましてもらったりしました。感謝感謝・・・
神経質でセルフチェックが厳しいので、ひどい状態のはそもそも売ったりしないんですけど、
個人抜きでも問題無い上手なディーラーさんも多いので、業者抜き以外はNO!っていうのは勿体ない気がします。
(涙を流したPTSDな経験者談)

草摺もエッヂがちょっと・・・なので、めんどくさいですけど修正・・・
とにかくつらい・・・

強度的に『バキッ!・・・ぶらぶら』となりそうな箇所1。
レジンブロックを噛み合わせて補強します。ガチガチじゃーい

強度的に『バキッ!』となりそうな箇所2。
接着面が足りないのでレジンブロックにて「受けパーツ」を作りました。
・・・と、こんな感じで

立たせただけでも感慨深いです・・・
次に『色』についてですが、
前にワンフェスでワークショップキャストのキットを買いに行ったとき、生嶋さんから
「お客さんの(→自分)地元に観光に行きましたよ(関西弁)」
「え??地元に??何も無くないですか?(東北弁)」
「甲冑とか見たりして(関西弁)」
みたいなやりとりがあったりしました。
実は自分の住んでる地元って、自治体的にまっっっっったくアピールしていませんが、
甲冑や武具の残る貴重な地域でして、
自分の持っている学者さんの大事な資料本にも
『甲冑や武具、刀剣・刀装において、通常の大名諸家でまま行われた江戸時代の改変を受けることなく「生ぶ」の状態で
貴重な遺品を今に残してくれた稀有な例と言って良い』とか
『(地元は・・・)帰農した例が圧倒的と思われ、江戸期に農民となったそれらの家々にも先祖の名を残すべく
戦国期の甲冑を伝存する例を見受けることは特筆に値する。したがって(地元)近辺には古甲冑が多く伝存しており
その数はおそらく日本で最多であったと言って良い』とか
『甲冑・武具、刀剣において戦国・実戦期の実用に供した遺品が日本で最多の伝存をみる家中といえる』とか
『武器・武具は寺社等に奉納するための、いわゆる「奉納品」でなく、先祖の実用の遺品をその家に伝えたもの』とか
『甲冑・刀装は極めて実践的であり、機能美を追求した鋭い感覚の品が多く~』などと
『研究者にとっては真に有難い地域』なんだそうです。
こんな土地の利はない!(と思う)
ってことで、地元の甲冑を(バッシュって甲冑武者ですもんね)参考に塗ってみます(たぶん)。

『説明書色のカスタム』・『説明書色』・『まったくの自作色』の順番。
専門的に言うと『留紺』・『至極色(もしくは調整次第で茄子紺)』・『メタリックダークブルー』かな?

強い光を当てると、どれも青く光ります。
『まったくの自作色』は一番メタメタに青くなりますけど、変則的なMAX塗りみたいな感じなので、超めんどう・・・・でボツ。
『留紺』を採用しました。
(実際ここから実物の甲冑寄りに黒系に振ってます)
次にツヤテスト

ちょびっとクリアーを吹いたんですが、
個人的にピカピカし過ぎて地元の甲冑っぽくないです。(伊達家の甲冑っぽい?)
綺麗に仕上げるときはピカピカでも良いと思いますが・・・目指すは甲冑なので。
アシュラのときもこんな感じで悩みました。

右は半ツヤ、左はピカピカです。
で、半ツヤを採用。
つづく
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- 2020/01/16(木) 18:47:17|
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