ウェーブ製1/144レジンキット『レッドミラージュ』完成しました。のその2。
これがやりたかった・・・・

『伝説はここから始まった・・・』みたいな。
富野さんと永野さんの師弟で並べたかったんですよね。
なんか、どちらもお互いを象徴してるかなーって思ったりしたのですが、
もうしばらく経ってしまいましたが、突然この「哀戦士ガンダム」を作り出して伏線を張って
その構想(もうアイデアだけなら10年以上前・・・)を実現させるために、どんだけ時間かかってるんだよっ!!
・・・って自分でも思いますT T
この並びを可能にさせるのは、WAVEさんのレジンキットが一番良いかな?って思って気付けばだいぶ昔に購入したのですけど
やっぱりこうして見てみると間違ってなかったですね;^^

「電気騎士伝説の作例と足の開きが違うんだけど」って方もおられるかもしれませんが、
この台に綺麗に収まらないのと、ガンダムを隣にしたとき、ちょっとしっくり来なかったので、
劇中のシーンを参考にしながら作例とは別に変更しました。
ちなみに真鍮線で足裏に刺せるようにしてありますが、
刺さないでそのまま台に乗せるほうが扱いやすいし、綺麗に立てると思います。
ハイヒール仕様じゃないから、そうそう倒れませんしね・・・
盾無し用パーツも付属するので、差し替え可能です。


簡単に差し替え可能で・・・と思ったのですが、実際差し替えたら硬いったらなかったので
加工し直して差しやすくしました。(でもユルくはないです)

そういえば『レフター』パーツは(肩にもう一枚装甲が付けることもできる)、
キャラクターズに「戦闘時は殆どが外しているようだ」とあるので、
1巻の戦闘をイメージした作品ですので外した状態で作りました。

ベイルは支柱が無くても一応は大丈夫です。
・・・以上になりますが
哀戦士ガンダムが劇中をイメージした作品ですので、レッドミラージュのほうも「どこか」劇中を思わせる作品にしたかったんですよね。
なのでカーレル=クリサリス機仕様になっています。
どこかのインタビューに「バッシュと戦闘したレッドミラージュは事実としてそうなっているので、あの仕様のレッドに変更は無いですよ」ってあった記憶があるんですけど、
劇中で戦闘仕様のレッドミラージュってあんまり無いので、初期版は初期版で意味があるんです・・・
本当、WAVEさんを支えただけある名作キットでした。
嘘じゃなくて、かなり楽しく作れましたし^^(←自分用に2個目も近々作る予定)
岩瀬さんありがとうございました。
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- 2022/01/23(日) 17:32:28|
- 【WAVE】レジン版1/144 LED MIRAGE 『電気騎士伝説』
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ウェーブ製1/144レジンキット『レッドミラージュ』完成しました。

ウェーブさんの一連の『1/144レッドミラージュシリーズ』の源流にあたるのがこのキットだと思うんですけど、
(たぶん。一応原型製作者の名前が違っても各部のバランスやディテールがほぼ同じに見えるのですが・・・)
今でも、きっちり作ればプラキットを遥かに凌ぐ『良キット』だと思います。
今年に入って初めて知ったのですけど、このキットの原型師である岩瀬昭人さんが亡くなられていたということで・・・、
しかも調べてみると、岩瀬さんは模型界に初めてポリパテを導入されたパイオニアなんだそうです。
恥ずかしながら今まで知らなかったのですが、ポリパテを愛用する人間としては本当に恩人ですね・・・。
ありがとうございました。

電気騎士伝説を参考に。
本来であれば、キットにまったく手を加えずにストレートで組み立てても良いと思うのですが、
このキットに関しては既にそうされてるモデラーさんも多いようですので、(発売からかなり経ちますもんね・・・)
『ポリパテで』少し自分好みに調整してみました。

フェイスは電気騎士伝説に倣って小顔化。
首や腰をポーズに合わせて「ひねり」の造形に彫ってみました。

耳は『抜き』の都合で妥協したであろうパーツ分割になっているので、フェイスから切り離して兜側に接着しました。
腰周りは、全体的にポリパテでボリュームアップしています。

そういえばサイドアーマーが派手に大きく開いて『浮いた』感じの状態で完成させましたけど、
モーターヘッドの装甲類は接続部で伸びたり浮いたりすると思うので、
(12巻p64のジェイドテンプルが「そこまで!!」って登場したシーンを参照)
フリーポーズキットの特性を利用して、その感じを表現してみました。

メタルパーツの「ハサミ」はレジンとの接続部を凹凸噛み合わせ方式に変更、強固に接着しました。
キットそのままよりは頑丈だと思います。

ベイル(盾)は『かなり』重いので首がフル可動で角度調整可能な支柱を製作しました。
またキズが付かないように接点にフェルトが貼ってあります。
足首も削り込んで幅詰めしてあります。(ED版←フル可動版に近いです)


そういえばデカール大変でしたね・・・。
今回のように古いキットをお持ちの方は、デカールチェックをしておいたほうが良いかもしれません。
デカールのためにプラキットを買っておくとか・・・。


剣もちゃんと塗ってあります。
刃はピカピカメタリックですね。

塗装に関しては
写真だと分かり辛いかもしれませんが(・・・すいません)、パールコートしてあるので白はパールホワイトです。
赤の部分もパールコート。
関節関係はリブート購入完成レジン版が、きっと永野さんの脳内の色だろうと思い(セルの色に制限されない)
それにブルーのパールをコートしました。
これで小田さんや生嶋さんのLED風に・・・見えなくもないと思うんですけど・・・どちらのイメージも兼ねる感じ;^^
仕上げに調整したクリアーをコートしています。
その2につづく
- 2022/01/23(日) 16:13:00|
- 【WAVE】レジン版1/144 LED MIRAGE 『電気騎士伝説』
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気付けば年明けなので、作るかどうか悩み中のガンさんを貼ってみました。

ka.系レジンキットで有名な原型師さんのBクラブ(旧版?)ゼータガンダムですね。
頭部は他に『カバー(HGUC改造パーツ)?』キットの頭部が2種類あるので、差し替えで全部取り換えられるようにしようかな、とか;^^
マスターピースに掲載された新版より胸部がゴツイので、こっちをゲージとして
下半身をもっと大きくして重モビルスーツにしようかなーとか、
胸部を小さくして普通なスタイルにしようかななんて考えつつ、数年棚の上でじっとしてます。
そのまま作るのが一番良いんですけど、だいぶ昔に若気の至りでいじってしまったもんで(すいませんorz)
もうこのまま突っ走れー!みたいな。
(たしか膝アーマーが延長して小型化してるのと、腹部が延長してたはず)
どうしましょ・・・作りましょうかねぇ・・・
とりあえず、レッドのほうですが
支柱はこんな感じ

レジンとプラ材を削り出しました。
棒は本体がまったく触れない仕様なので、気軽に触れるようにアルミです。←錆びないし
塗装は

照明の都合ではっきりしませんが、レッドと同じくパールホワイトです。
(今度ちゃんと撮ります)
首は「現物と合わないし!」っていうことがないように、調整可能な『関節技ボールジョイント』のフル可動仕様です;^^
・・・っていうか、
このレッドミラージュを作られた原型師の岩瀬昭人さんって亡くなられてたんですね・・・・・・
さっき知りました。
・・・ショック。
「だったらもっと丁寧に仕上げないと・・・」って思ったので、キズがつかないような仕様にするため裁縫屋さんに近々行ってきます。
なので完成写真を上げれるのは来週になると思います。
(雪が凄くて、街中になかなか出ていけないのですT T)
そういえば、同じ理由でWAVEのAトールも丁寧に作りたいなーって前々から思ってたんですよね。
原型師の原田さんが亡くなられたときHJを読んで「え!?」と驚きました。(←自分の持ってるキットはその前に買ってた)
他にも亡くなられたって原型師さんのキットを持ってますけど
なんか・・・うーむ
自分がアーティストが嫌い(←はっきり言いますけど)っていうのは
実際に嫌な体験をしたのもあるのですが
多くの人を幸せにしてるのかなーって疑問に思うんですよね。
むしろ、こういったレジンキットとか・・・漫画もそうですけど
『大衆芸術』とか言われるようなジャンルの世界のほうが確実に多くの人を幸せにしてるような気がするんです。
んで、『中の人(←アーティストと大衆芸術作家)』の態度って・・・逆でしょ?;^^
あっち側は多くの人を幸せにしてるような感じでもないのに、なんかお高くとまってる気がするんですよね。
「オレ、天才ですから」って言いたいの、もう普通にみんな気付いてるんですけど・・・っていう。
・・・とか書くと、なんか自分の性格の悪さをただただ露呈してるだけのような気が(笑)
言い出したら止まらんT T
・・・とにかく。
その昔々、ワンフェスに「フィギュアを作ったらどうかな」って思ってメイドさんを作ってみたのですが、
お客さんから
「○○ってゲームの○○ちゃん作ってもらえませんか」
みたいなこと言われて、
「勉強してみます!」
って準備してみたのですが、
「ほほう・・・なるほど・・・」な紳士向けゲームで
たしかにこれは愛されキャラだなーって思ったりして
自分の作ったフィギュアを改造すればどうにかなるかもとか色々やったんですけど次はロボット系に戻り、
とはいえ、いつか作りたいなって思ってたんですが

この絵師さんも亡くなられたそうで・・・
・・・つらい。
素直に聞いておけばよかった・・・。
「作ろうかなー」「どうしようかなー」とかダラダラしてる時間って思ってる以上に無いのかもしれませんね。
つづく
- 2022/01/13(木) 21:09:51|
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完成したんですけど・・・

ベイルの支柱(アクリル棒)がギリギリ過ぎて、動かせないんですよT T
冗談抜きで写真が撮れぬ事態に・・・
ってことで、ちゃんとした支柱を1から作ることにしました。
とほほ
エポキシ接着剤で力のかかる部分を接着したので支柱無しでも一応は大丈夫っぽいような気もするんですけど、
さすがに余裕が無い状態っていうのも後々のことを考えるとまずいかなぁ・・・とか。
しかもベースに真鍮線を刺す仕様になっているんですが(地震対策)、
よく考えると刺さなくても「ハイヒール」じゃないもんだから安定感抜群で、むしろ倒れる余地が無いんですよねT T
色んなものいっぱい付いてるし持つとこ無いので、ベースを持って移動させようって考えだったのですけど
ベースがピカピカ仕上げの塗装だもんで、こっちも雑に持てないんです・・・。
それに加えてアクリル棒にちょっとしか乗らないもんで、どう扱って良いかわからん状態に・・・
真鍮線に差すのはやめて、専用の支柱も作ることにしたので
写真は後日になります・・・・
なんでこんな最後までごちゃごちゃしてるかっていうと、理由がありますので
それが達成できぬまでは、この作品の意味が無いんですT T
レッドはしばしお待ちくださいorz
・・・つづく
- 2021/12/23(木) 01:02:45|
- 【WAVE】レジン版1/144 LED MIRAGE 『電気騎士伝説』
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そういえば地震の話ですけど、
最近、わりと日本全国で若干大きめの地震が増えてるじゃないですか。
ここでも山形県南部を震源地として震度3を経験しまして。
なんか東北地方だと、この手の地震も「東日本大震災のなごり」みたいな話になってて、
そもそも震災前の内陸の地震も、実は大地震の前兆だったんじゃないか、なんて前にNHKの番組で見たんですけど
無い頭で思うんですけど、いつも東北ばっかりそんな話になって、
東北以外では全部「地震がよく起る場所だから大きな地震との関連性はない」とか結論出るんですよね。
なんで東北ばっかり全ての地震が東日本大震災の地震なのよT T
ズルくない???
我々ばっかりモルモットの気分なんですけど・・・・
(そういえばこういときに名前を出すとモルモットに失礼だ、とかあるんですよねたしか)
散々前震があったのに、大震災に気付かなかったのはお前らが悪いって言われてる気分なんだよなー・・・。
学者に対して『ぐぬぬ』と思う今日この頃。
・・・ってことで。
デカール貼りなんですけど
前回の記事で内心「デカールはヤバい気が」とか思いつつ書いてましたが
当然のごとく激ヤバでした(泣)
ってコレ↓

ぎゃあああああああああ
FSSキットはここまで来るのに相当な労力が必要だから、終盤でこれは流石に立ち直れないorz
・・・ですよねT T
そりゃそうだ。
ってことで、もうずいぶん昔に挫折したウェーブの1/100プラキットや1/144プラキットの
ストックしていたデカールを用意。
うーん、お金かかってる!
・・・・とはいえ20年くらい経ってるんですけど;^^
・・・さて。
ここから、昔のデカールの貼り方を紹介。
ぜったい秘密ですよ!
FSSモデラーだけの秘密の秘密ですからね!!(と言いつつブログに公開するとはこれいかに)
まず、FSSのキットのデカールは「捨てサフ」ならぬ『捨てデカール』が可能なので
一度、絶対にこれは使わぬだろうってナンバーのデカールを切り出します。
んで、前にも書きましたが
作ってる途中や、素組みの実験台のガンプラなんか凄く役立つので
(パテ盛りするときは、途中の原型とか便利だよとも書きましたが)
それに貼って硬さや糊の強さなどの様子を見ます。
(ガンプラはHGとかじゃくて当時のファーストのが面が広くて貼りやすい)
ここらへんで「ん?」と気付くんですけど
一番昔の「3500円になりました!」な1/100レッドミラージュの(古い・・・)デカールが
なぜかかなり品質が良いです。
新型(でも、もうないけど)の1/144のほうが凄くもろい・・・
うーむ
あれですかね。
最初からビニールに入ってるからもつのかな。
っていうか、製造方法が違ってるとか?
みたいな感じで、新しいほうが大丈夫ってわけでもないことに気付きます。
(今度実験してみます)
んで
貼ってみて、大丈夫そうだったら本番に入るんですけど
(このときにマークセッターとソフターの相性も見ておくと良いです)
古いデカールの場合は
切り出しに台紙の上側だけ「ベリッ」と剥がす方法あるじゃないですか。
(ちゃんと切り出すんじゃなくて、紙の上の層だけ剥がすと水を含みやすいよ、みたいな)
あれは危険なので、おススメはしないかなーって感じなのですけど
うーんと、プリント部分が硬くて超絶割れやすくなっているので
紙が水を含むと「クルン♪」と丸くなろうとするじゃないですか。
あれでプリントがバキバキひび割れちゃったりするので
しっかり切り出したほうが良いかな、と思ってたりします。(←古くて怪しいのに限る話です)
んで、バキバキ割れないように、そーっと切り出したら(新刃のデザインナイフ必需)
丸くならないように両面テープでプラ板に貼りつけます。

このとき貼りやすい角度や方向を考慮しておくと、作業がはかどります。
んで、水の皿にジャブジャブと入れて(常に綺麗な水にしましょう)
外に出したらびっちゃびちゃのまま放置。
昔のなので、まったく剥がれませんが(・・・。)、20分~30分くらいは『最低でも』置いておきます。
・・・夏だったら乾くだろうから、入れたままになるんですかね??どうだろ
今回のは1/100のデカールで30分ほど、
1/144のデカールで1時間以上(・・・。)放置して台紙からズレてくれる感じでした。
あとはセッターを塗ったキットにスライドさせて乗せてあげて
ソフターのほうは必需です;^^

ちなみに、このとき上で書いた台紙を「ベリッ」と剥がすやり方だと、
スライドさせたとき台紙の繊維を噛みやすかったりするので(台紙のキワがケバ立つのだ)
古いののときは、やり直しも至難の業だったりするからキッチリ切り離したほうが良いかな?とか思ってたりします。
なんかプラキットの指定のマークだと第1巻の雰囲気とは違う感じがしたので
単行本を見ながら、似た大きさのをチョイスして貼りました。
1巻ゆっくり見ていってね!!(←youtubeのゆっくり解説にハマってる)
こんな感じで、サラッと書いてますけど
切り出す前から「ひび割れてるし!!」っていうのも割とあったので
ナメないで持つときとか雑に扱わないほうが良いと思いますT T
若かりし頃のワシよ・・・
ああ
あと綿棒ですけど、自分は使用しません;^^
結構繊維が抜けやすいので(値段によるのかな・・・orz)、デカールの隙間に入るのも嫌なので
ティッシュの『こより』です。(正式名称はティシューなんでしたっけ)
そこで硬さや先の形状を調整します。
古いデカールの場合、綿棒ですら硬すぎるなんてよくあるので
恐くて使えんのですよT T
ってことで以上です。
あんまり製作云々って書きたいタイプではないのですが(他の方がやっておられるし)
FSSキットは古いのも扱わないといけない場合も多々あるので、今回の自分のデカール対処法は
「ぎゃああああああ」な人が極力増えないように書き残してみました;^^
とはいえ
きっと、どなたかのもっと安全で良い方法があると思いますので、個人的には『自分以外の方法』推奨です。
鬼のごとくめんどくさい
うーむ
前回のつづきと(マルクスの)、今回のデカール貼っててストレスが久しぶりに凄まじかったので
自分のブログ内の模型製作難易度ランキングを作ろうと思ったのですが
長くなったので次回
つづく
- 2021/12/14(火) 01:04:12|
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