fc2ブログ

Dolly Daggerの随筆記/SONPIN Crafts 

WFディーラー・ガレージキット製作工房

色塗り(その1)

色を塗ってみました。

雪ノ下胴塗装1

あとでちゃんと撮影しますが・・・


とにかく、
最初はかなり奇抜なカラーリングにしたんですが、そもそも基準とするものがこの世に無いので
本気で何がなんだかわからん状態に・・・orz


ある程度使用する色をおさえて(←保守的な意味で)、上杉風の色パターンにしてみました。
つまり現実に近い配色パターンですかね。



んで個人的な意見ですが、


金色も最近は品質の良いものがいっぱいありますけど、
金属感がもの凄くて、そういうのを表現するには最高なんですが、

逆に仏像感は出ない気が・・・。

手持ちの金塗料では何を吹いても仏像越えの『金属の世界』に行ってしまうので
結局、伝統的な「クリアーカラーによる金色」を吹いたら一番しっくりきました。
最近離れてましたけど意外と悪くないものですね。



馬の脚払い1

『片山一文字』
刀紋も再現しましたが、こういう塗装ってあんまりメカモノで出てこないんですよね。
配色は忠実かな??
しかし日本人の血が沸きますね・・・

ちなみに、寒山先生によりますと
『野太刀は威嚇の意味が大きかった』ってあったんですが(たしか)、
上杉の長巻も野太刀も実戦による刃こぼれがあったりします。
「則包」にほうは研ぎ直し過ぎて細くなってます??


こういう設定(って言って良いのか?)も、も・・・も・・燃える・・・



ぐっ!と来て面白いんですよ、地元の武具・甲冑は!
山形県南部の人たちもあんまり知らないっていうね!もったいない!





ちなみに、上杉仕様の雪ノ下胴の解説↓

上杉カスタム雪ノ下胴

雪ノ下胴(仙台胴)って肩の部分が重なるように「べろん」ってなってるんですけど、
上杉仕様は改造してあります。(しかも微妙に左右非対称だったりする)


この
江戸期の「見栄え重視の飾りの改造」じゃなくて、実戦期の「ガチガチの実戦のための改造」
って燃えませんか??

「ウチの戦術には合わん」って言って改造するっていうのがね・・・燃えるっ




・・・。



このままじゃ止まらないので次回に詳しく
  1. 2021/01/08(金) 00:55:32|
  2. 甲冑
  3. | コメント:0

制限からの解放

レジン化しました。


雪ノ下胴レジン1

雪ノ下胴レジン2


本当に本当ですが、自分が望んでいた完成形はこの状態になります。


決まった色はありません。ズバリ。


アイデアもデザインしたのも作ったのも自分1人なので、これが正解って言ったら正解なんです;^^

(デザインって言っても下書き一切無しの、『イタコ造形』です。勝手に指先に動いてもらいました)


つまり、


『模型誌の製作セオリーとか、原作にどれだけ近づけるか』
っていう(暗黙の)制約から解放されたくて作ったものになります。


改造OK、バスターランチャーとか持たせても良いし、
今まで出来なかった「あんな塗装」や「こんな塗装」もOKです。
スミ入れのみの牙彫風仕上げもOK。
筆塗り、エアブラシなんでも大丈夫だし
自作のマーキングも雪ノ下胴なので書き込み可能と思います。


・・・と、こんな感じで、

実は、自分がしたかった自由な塗装の出来る対象が全くなかったんですよね。


現実にあるものだと『どれだけ本物に近づけるか』ってことになりがちですけど、
それを避けたくて実際の米沢の甲冑から草摺りのデザインを若干変更して微妙にフィクションにしました。
(本物はもっと重装備だったりする)


非現実の空想の世界、

ロボットっていっても


事実どうしても機械的だったりSF的に寄ってってしまうんですよね・・・。
意外と制限されてるんです・・・。


それが嫌だったので地域おこしも兼ねて作ってみました。



雪ノ下胴レジン3
レジンの『自分抜き』ですけど、やはりレジンにはレジンの良い所ってありますね。
こんなに細かいのが複製できるっていうのがね・・・
このディテール再現はたまらんですっ




次は塗装です。

やっとで「こう塗りましょう」「あー塗りましょう」って世界から解放される・・・

やりたかった塗装が出来る!


うおおおおおおお燃える!!


もう書きたいことがいっぱいあるので続く
  1. 2021/01/07(木) 00:33:21|
  2. 甲冑
  3. | コメント:0

上杉謙信の強さの秘密

今までこういうの見せないタイプの人間だったんですけど、

『独りで地域おこし』ってことで・・・我が愛刀です。


鬼切丸


名刀『鬼切丸』ゆかりの地、『山形市の打ち刃物』です。
(写真は一部ですが。刃先の形状は秘密ッス・・・)


自分の刃物も『鬼切丸』と呼んで愛でていますけど、

正直・・・個人的にはおススメしない・・・かな。



切れすぎるし、扱いが下手だとすぐ刃こぼれします。(ホントです)
なので『研ぎ』のウデも必要となるので、かなり上級者向けだと思います。
人が刃物を選ぶんじゃなくて、刃物に人を選んでもらう感じ。
(↑最初の頃は刃こぼれしまくって大変だったorz)


この鬼切丸が『切れ過ぎる』っていうのも、気付くと指が血だらけっていうのが結構あって、
(わしゃ鬼か)
プラとの相性はそんなに良くない気がするんですけど・・・使ってる山形県民の方どうですか?

なので自分はプラモよりも、レジンキットやパテ彫りのほうが得意かなって思ってます。




とにかく

やっぱり刃物についても、だいたいの人が「新潟県ーっ!!」って言うんですが、
東京の刃物屋さんでも「山形の刃物って、そりゃ有名ですよ」っていうぐらい、品質の良い刃物になります。
(もちろん値段は高いです)
将棋の駒の名産地である山形市の隣町「天童市」での実戦経験が豊富ですしね。


模型用の超硬系の工具は、改造したクレオスさんのが1つくらいしかないんですが、
研ぎをマスター出来ると、これほど宜しい刃物は他にないと思います。


だいぶ前に、東京国立博物館に行ったとき、日本刀コーナーで自分と外国人だけが
「むはーっ!!!」
ってなってて、他はみんなスルーだったんですが
(その翌年くらいに、刀剣ブームが起きて「何それ」って思った・・・)
やっぱり山形の日本刀が飾られてて(山形出身の刀工?)燃えに燃えまくった思い出があります。

良いっすよ、この日本刀感・・・むふふ




今までの模型でもかなり活躍してますが
(自作の彫刻刀などもいっぱいあるので、鬼切丸がメインの刃物というわけではありませんが。←みんなコンスタントに使う)
今まで鬼切丸が暴れまくった作品をいっぱい作ってきましたけど、どうですかね?
評判は上々かな??と思いますけど・・・。




・・・。



話は変わって、


米沢甲冑についてですが、


戦国時代、上杉謙信がめちゃくちゃ強かったってよくテレビやラジオで出ます。


たしか手持ちの資料だと、長尾家(←謙信公の)の先祖って高望王になってますが、

その高望王って・・・

平将門のお爺ちゃんになるんですよね。


そりゃ強いわ。


江戸っ子は将門好きって、この前テレビでやってましたけど
(「東日本の人は将門好き」かな?日蓮さんも将門の伝記モノが好きっぽかったんでしっけ?)
もちろん自分も将門大好きで、

なんか地方格差の田舎民の怒りの権化みたいな感じがして
凄く好きです。
近年ますます好きになっていくという・・・


手持ちの歴史の本では「どちらかというと戦に巻き込まれるタイプだった」っていうのも謙信公と似てるかな??



もともと越後にいた人達は関東にゆかりのある人が多かったらしいですが、
関東管領の上杉を継ぐって、なんか運命的なものを感じたりして。


そして景勝期(←長尾家)に至っては、庄内に侵攻しますよね。
(とはいえ秀吉の命令なんでしたっけ?)
この因果関係ね・・・絶対羽黒山は意識してただろうなぁ・・・。



・・・


長くなったので次回に続く
  1. 2021/01/05(火) 17:20:33|
  2. 甲冑
  3. | コメント:0

雪ノ下胴(会津製上杉仕様)置物製作の2

雪ノ下胴サフ正面

雪ノ下胴サイズ比較
サイズはこのくらい(小さいです)。


雪ノ下胴サフアップ
毛並はホントに指の指紋と同じ幅です。

雪ノ下胴サフあおり



やっぱり色んなことが書けるので、地元の甲冑って楽しい・・・しみじみ。



ロボットとかの「原作者に左右されるフィクション」じゃなくて、リアルガチな世界なので
追いかけるのすごく燃えます。



エピソードがいっぱいあり過ぎて、何書けばいいかわかんないくらいなんですけど
こんな感じでワンフェスで生嶋さんに

俺「米沢に来たんですね!それはですね!上杉の戦術ってちょっと変わってましてですね!!あの形状は」
生「・・・」

めちゃめちゃ熱くなり過ぎてかなりドン引きされたのですが(・・・反省orz)
本当に止まらないくらい面白いのです。



まず山形県南部(置賜地方)に関してですが・・・・

地元の人は感じたことないですかね?


なんか周辺の地域より我々ってそこまで信心深くない気がしませんか???
(当然ですけど新興宗教の方々は熱心でいらっしゃいますが)


新潟に旅行に行ったときに思ったんですよね・・・。
なんか歴史的な宗教遺産多いな、とか。
会津も行ってみるとかなり仏教に熱心な感じしませんか?

山形でも村山地方だと蔵王信仰と山寺があって
庄内だと出羽三山でしょ。
なのになんか置賜地方って、そこまで熱心な感じがしないんだよなーって思ってたんです。
(飯豊山もあるんですけど、他の地域より熱い気がしない)


・・・でも、



最近気付いたんですが



たぶん置賜地方って上杉信仰してるんですよね。


中国の『関羽信仰』に近いんです。


鷹山公を雑に扱われるのって、凄く怒りを覚えませんか・・・??

ちゃんと『公』をつけろよ、お前は!!なに様だよ!!!

って絶対置賜の人は思うとおもうんだよな;^^


むしろ仏様とか神様よりも、鷹山公を否定されると「てめー!!」ってなる確率高いです。



そうなるのって、やはり鷹山公が素晴らしい名君だったから


なんて言われてますけど



マルクスやレーニンに言わせてみれば、



「いやいや、ちょっと待って・・・・



勝手に上杉の殿様が借金作って、それを実際に労働で借金を返したのは領民だよね


立派なのは領民達でしょ」


ってなると思うんです。



・・・そうなんですよ。


鷹山公を信仰してるのって、その影で禁欲して我慢して上杉家を守った我々の先祖が潜んでるんですよね。


鷹山公を雑に扱われると、我々の先祖を雑に扱われた感じがして嫌な気分になるんです。



んで、鷹山公の言うことをちゃんと守ったご先祖達も、当然上杉謙信公の信仰があったから成功したわけで
(家臣も、かなりの数で帰農してたりしますからね)



やっぱりね・・・

山形県南部って独特の文化、アイデンティティってあるんです。

この、もはや信仰の対象じゃねーか??ってくらいの保存状態の良い甲冑群は、


間違いなく地域の宝だと思います。


後世に残さんとね





つづく
  1. 2021/01/04(月) 11:57:44|
  2. 甲冑
  3. | コメント:0

こんな自分でも何か出来ることはないかっ!?

えーっと・・・

気付けば年が変わってました。


秘儀!半年放置!!   (←常習犯)


・・・そのくらいネットに関心が無かったりするんですけど(現代人とは思えぬくらい)
やっとで作業がひと段落しました。

・・・長かった・・・・・・・・orz


ってことで久しぶりにブログです。



当然ですが、コロナで地元が弱ってきてるので、
些細ながらも何か地元を応援出来ぬかと思って作ってみました。


これ・・・ですが、今の日本はもはや誰かが何かしてくれるだろうって状態じゃなくて、
微力でも一人一人が何か行動起こさないと厳しい状態にあるんじゃないですかね;^^
なにか人柱にでもなるつもりで、どうにかせんとって思って・・・


「『ふるさとは自分たちの手で守るんだ!』って気持ちで皆様行動してほしいです!」
って看護師さんの偉い人がテレビで言ってて感銘を受けたんですけど、
その結果がこうなりました。



山形県南部で400年間地元(置賜地方という)を守り続けている日本に実在した毘沙門天の眷属です。



雪ノ下胴パテ正面1


近年、地元の米沢より出た雪ノ下胴とのことで、それを見て
「この雪ノ下胴は異常にカッコいい!!!」と感動したものでした。

雪ノ下胴でも仙台胴じゃなくて、会津で製作された会津胴になります。
めちゃくちゃ貴重でスタイリッシュ!
(仙台胴って基本的に群を抜いてカッコいいんですけどね)


雪ノ下胴パテ正面2

持っているのは、通称「馬の脚払い」と呼ばれる長巻(重要文化財)で、
8振りが近代まで伝来し、関東地方を守るものが託される「破邪の刀(と勝手に妄想)」であります。

(まあ、日本刀ってそもそも破邪なんでしょうけど)


8振りの長巻を持つ毘沙門天ってことで、まさしく『刀八毘沙門天』か??
とにかくこの毘沙門天は、僧侶だったりもするので、昔から「坊主は薙刀」と相場は決まっているのです。
なので、長巻を持たせてみました。
「片山一文字」のつもりなんですが、「則包」のほうに近くなったかな・・・?



雪ノ下胴パテ左1

胴甲以外は戦国期ではないそうで資料に掲載されず確認ができないのですが、
その当時の上杉仕様で固めてあります。
臑当ては古式、佩楯は無し(そもそも上杉系は基本的に胴より下に関心が薄い)、
袖は本来「仕付け袖」であるべきなんですけど・・・見栄え重視で「当世袖」にしました・・・。江戸期の付加ということで・・・。



雪ノ下胴背面1
後光は「易経仕様」、「仏教仕様」、「無し」で選択式です。
草摺りの枚数が本物と違うんですけど、あくまで個人蔵なので、無許可ではまずいかな・・・と・・・・・・・orz
(博物館、神社蔵だったらガッツリ再現しますが)
7間5段下り(←奇数)としました。


雪ノ下胴アップ1


普通にサムライじゃなくて『龍』なのは、地元の人ならば割とすんなり納得していただけると思うんですけど、
ヒゲは神社仏閣マニアなら解ると思いますが、ナマズタイプのものじゃないほうを選択、
まさしく『景勝好』の立派な感じで米沢龍とでも言えるような
独特な造形にしました。
(龍の造形も越後風にしたんですけど・・・どうなんだろ・・・)


毛並みも『指紋と同じくらいのピッチ』になってて、一つ一つ彫り込んでます。


「超絶技巧って言ったら新潟県でしょ!」って人は全国に多いと思うんですけど、
山形も負けてないよってことで、山形の打ち刃物(愛刀)の手彫りで、
コピーみたなのも一切無しの完全フリーハンド彫刻です。
(ガイドのテープや治具みたいなのも一切無し。ジュノーンもそうでしたが・・・)


こちとら(←山形)帝室技芸員を排出している彫刻県ですぜ・・・
しかも刃物って言ったら寒山先生の故郷だったりします(←県民の自慢)



この辺の「山形は自己アピールが下手」っていう話も含めて

続く~
  1. 2021/01/03(日) 18:27:25|
  2. 甲冑
  3. | コメント:0
前のページ

プロフィール

白圭

Author:白圭
GKを伝統工芸品みたいに作りたい!というブログです。
手作業に拘って彫刻刀メインに進めています。
オークションで完成品を出品したりします。
滅多に出しませんが、お気に召しましたらどうぞ^^


ワンフェスにて『Dolly Dagger』名義で参加
(現在活動休止中)


プラモ・ガンプラ完成品投稿サイト【MG】

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

【WSC】DELACROIX TEMPLE/BERLIN SR2 (12)
【Dolly Dagger】ブラックサタン (1)
パーフェクトガンダム (2)
【RG1/144】WING GUNDAM ZERO EW (2)
【フルスクラッチ】MS-06J ZAKUⅡ (2)
【WAVE】レジン版1/144 LED MIRAGE 『電気騎士伝説』 (22)
【WSC】VATSHU(バッシュ・ザ・ブラックナイト) (3)
【WSC】VATSHU(バッシュ)工作編 (17)
【WAVE】光武F/サクラ大戦3 (2)
【VOLKS】IMS1/100 BATSH黒騎士 自作フェイスVer. (5)
【VOLKS】1/100 MMエンゲージSR3 フル可動 (8)
完成品の劣化の確認 (3)
【フルスクラッチ】1/144後期型ジュノーン (9)
【WSC】ASHURA TEMPLE (1)
【WSC】ASHURA TEMPLE 工作編 (3)
【TOYSPRESS】ENGAGE OCTAVER SR4 工作編 (1)
【TOYSPRESS】ENGAGE OCTAVER SR4 (1)
【WSC】JADE TEMPLE (1)
【WSC】JADE TEMPLE工作編 (4)
【WSC】LEDMIRAGE BABIRON’S 工作編 (1)
【B-CLUB・VOLKS】ガンダム対ジェットストームアタック (2)
【B-CLUB】1/220近藤版マラサイ (9)
【WSC】clouds schatze/wolke schatze (3)
【VOLKS】SSS 1/100 KOG 工作編 (1)
ガレージキットと工芸について (1)
甲冑 (10)
【Hasegawa】F-14A TOMCAT (1)
【Hasegawa】F-14A TOMCAT工作編 (1)
部品請求 (1)
FineMolds零式艦上戦闘機二一、五二型 (1)
社寺巡礼 (1)
雑記 (13)
未分類 (13)
【フルスクラッチ】1/144レッドミラージュ(贋作) (3)
【WAVE】1/144 エンゲージSR1(プラ) (1)
6年ぶりのガンプラ (4)
謎のモーターヘッド (5)
お宝?在庫紹介 (1)
本 (0)
エンゲージSR-1【FAC】 (0)
GK製作余談 (1)
【WAVE】A-TOLL (0)
【HG】 GUNDAM F91 (0)
個人的模型史 (0)
【WAVE】THE・O (0)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR