ボークス製1/100 IMSバッシュ(フェイススクラッチ)完成しました



デザインズの「バッシュは青く光る云々」とあるのでブルーパールにしたんですが・・・この写真は結構青い

胴体の接続を関節技に変更したので、盾をしばらく持たせていますが傾いたりしません。
この部分以外の関節は凄く硬い印象・・・

↓これがパールだっていうのが分かりやすい写真だと思います


剣はコツがありますが、ちゃんと持てます。3本ともOK

めんどくさいですが、マスキングしてエアブラシで塗りました。

実物はかなり黒いんですけど、写真だと紺になっちゃいますね・・・
検索してみたら苦戦してるモデラ-さんも多いようで、写真でもモーターヘッドは難易度高いんかいっ!っていう・・・

↑色違いになった写真ですが、これでも本物はもっと黒いです・・・

なんじゃなんじゃ・・・って、益々違う色に見えるんですけど・・・
で、まったく照明無しで撮影してみました

そんでも青く光りますね・・・
実際『カラスの羽』がかなり近いと思います。
昨日のテキトーに撮った写真のほうが実物に近いかな??
一応、台が無くても自立します

が、保険として転倒防止用の台に乗せておかないと恐いです。
(バッシュに限った話じゃないんですけどね・・・)
付属パーツ群

恐ろし過ぎるので可動はさせていませんが、説明書どおりの可動が出来るように作ってあります。
硬すぎるヒジとか足首の横方向軸なんかは細くして緩くしましたが、それでもかなり硬いほうなので
しばらくほったらかしですけど全然傾いたりしません。
腰装甲パーツもひと手間加えて強めに接続してあるんですけど(ぽろぽろ取れない)
たぶん問題無い・・・と思いたい。
とにかく作った本人ですら、尖ったパーツが多くて扱いに困ってる始末です・・・。
いちいちひやひやする・・・
仕様については、
・顔の自作→レジンに複製
・股関節と胴の可動ポリパーツの変更
・剣のグリップ部分(『柄』でいいのかな?)の幅づめ
・草摺の接続部の小加工
・一部接続の補強
・可動部の調整
・ヒケ埋め(改造かコレ?)
・スジ彫り
他多数
塗装は、説明書に準じた形になっていますが(一部に生嶋さんバッシュの塗り分けを採用してますけど)
説明書のパープルに振った色じゃなくて、青に振った留紺色のブルーパールで、ツヤ有りと半ツヤの間くらいでコートしてます。
一応、地元の甲冑を眺めて「光るんだけどピカピカはしてない」感じを狙ってみました。
ピカピカ仕上げもカッコいいんですけど、せっかく戦国武者武者な地域に住んでるもんで・・・『ご当地バッシュ』みたいな。
転倒防止用の台は、真鍮線を刺すんですけど、先を丸く研いであります。
(ちなみに、先ほど震度3の地震がありましたが問題ありませんでした。この台が無かったらと思うと・・・)
これにて終了~
ちなみに押入れに熟成されてる方などいらっしゃいましたら、
レジンキットを凌駕する難易度(正確にはめんどくささ)ですので、ご注意を・・・
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- 2020/02/12(水) 18:56:10|
- 【VOLKS】IMS1/100 BATSH黒騎士 自作フェイスVer.
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一応ですがバッシュ完成しました・・・と思います。
取り急ぎの写真

足元は保護の為、綺麗にしていません。すいません・・・
アップ

急いでいたもんでホコリが・・・
あとで綺麗に掃ってちゃんと撮影します・・・すいません。
顔のみアップ写真で
普通は黒目が見えませんが

覗き込むと黒目が見えます

前回のブログで、そろそろ完成かなって思ったのですが、
塗装がとにかくめんどくさいです・・・。気がつけば一ヶ月近く経ってるじゃないか・・・

レジンキットだと1つで成型されてるようなところも、バラでパーツ化してあるので
マスキングが地獄のようでした。
ポリパーツも色々やってみたのですが、劣化が恐いので墨入れのみの成型色を活かす方向に。
ので、暫定的にメカ部の色はポリ色にせねばならぬのです・・・。

説明書どおりにつくると干渉してベイルが下を向いてしまいます。
ので穴位置を変更してノーマル品と改造品の選択式としました。
接着しませんが、鬼のごときの硬さなので問題ありません。
むしろ接着したほうが問題出そうな気がするんですけど・・・
・・・と、このように
何度も「なんじゃあああああああああ!」「ウソだべやああああああ!」と頭の血管が切れるレベルの絶叫の日々でしたorz
なんかもう・・・ボークスのプラキットに手を出したいとは思えないというか・・・
アマチュアの人でも、造形の環境がある程度整っている人ならば
レジンキットのほうがはるかに作りやすいと思います・・・。
大人の事情とか何もないので、怒りに任せて正直に書かせていただきますが
ヒケはすんごくあるし、ポリキャップは破壊レベルで硬いところはあるし、
パーツが歪んでて干渉しまくって動かない部分はあるし、
何でプラキットにして出したか疑問です。
こういうところを修正するだけでも、ものすごい時間がかかりましたし、手間が地獄です。とほほ
このように、作って楽しもうっていう目的で見たならば
はっきり言って値段のわりに品質は良くないです。
このご時世、時間に余裕がない人とか環境が整えない人とか少なくないだろうし、
テレビ見てたら「世界一器用です!」みたいな修復師のお兄さんが出てたりしますけど
「こういう人が作ったら神のごときの完成品になるんだろうなぁ・・・」
と心が折れました。
キツさが半端じゃないので、このキットはそういう人に造ってもらうのも1つの選択肢だと思います。
メカのデザインは良いですもんね・・・
これから作る方への説明書を見ながらの詳細な注意点ですが
1. 股関節のポリキャップが恐いくらい硬い
2. 胸部B11、B12バーツがF15、F16と干渉するので調整が必要
3. 個人的には腕パーツ(17ページの14の1工程)の12の2工程の下腕パーツを外した状態で
9ページの6の3工程後に接続して胸部と背部装甲を接着したほうが良い
4. 17ページの14の1工程で13の2と13の3を接着してから肩に差し込むのは、干渉しまくって
高血圧になる可能性大(自分は最後に13の2工程のを接着し、そこから胸部へ接続)
5. 意外と8ページの5の2工程での4の4工程パーツが片方だけ上手く入りません。穴の深さ要調整
等々、あとで気付いたらもっと書きますが、
金型屋さんて基本的に金属加工で
「てやんでい!」な頑固職人気質だったりするんですけど(バンダイやハセガワ、タミヤだって基本はそうだと思う)
ボークスさん、もうちょっと日本を背負った職人らしく誇り高い製品を提供してほしいです。
説明書通りに造ると結果作れないってどうなのよ
つづく
- 2020/02/11(火) 12:16:24|
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ネットもせずに毎日一生懸命頑張ってここまで来ました。
正直・・・レジンキットのほうが自分には合ってるかも・・・
と、心を折られそうなくらい凶悪にめんどくさいキットです・・・
つらい・・・
ここまでの道のりですが、

強度のことを考えて(ポリパテでもまったく問題ないんですけど)レジン複製トス。
この中で一番品質の良いものを使用します。

さて、どちらが原型でしょうか?
ちなみに余談ですが、ワンフェス出てたとき、よくお客様から
「業者抜きですか?」
って質問されて、いえ自分抜きですって返すと結構な数でお断りされてたんですけど、
お得意様からは「抜きのレベルは全然悪くないと思いますよ」っていつも励ましてもらったりしました。感謝感謝・・・
神経質でセルフチェックが厳しいので、ひどい状態のはそもそも売ったりしないんですけど、
個人抜きでも問題無い上手なディーラーさんも多いので、業者抜き以外はNO!っていうのは勿体ない気がします。
(涙を流したPTSDな経験者談)

草摺もエッヂがちょっと・・・なので、めんどくさいですけど修正・・・
とにかくつらい・・・

強度的に『バキッ!・・・ぶらぶら』となりそうな箇所1。
レジンブロックを噛み合わせて補強します。ガチガチじゃーい

強度的に『バキッ!』となりそうな箇所2。
接着面が足りないのでレジンブロックにて「受けパーツ」を作りました。
・・・と、こんな感じで

立たせただけでも感慨深いです・・・
次に『色』についてですが、
前にワンフェスでワークショップキャストのキットを買いに行ったとき、生嶋さんから
「お客さんの(→自分)地元に観光に行きましたよ(関西弁)」
「え??地元に??何も無くないですか?(東北弁)」
「甲冑とか見たりして(関西弁)」
みたいなやりとりがあったりしました。
実は自分の住んでる地元って、自治体的にまっっっっったくアピールしていませんが、
甲冑や武具の残る貴重な地域でして、
自分の持っている学者さんの大事な資料本にも
『甲冑や武具、刀剣・刀装において、通常の大名諸家でまま行われた江戸時代の改変を受けることなく「生ぶ」の状態で
貴重な遺品を今に残してくれた稀有な例と言って良い』とか
『(地元は・・・)帰農した例が圧倒的と思われ、江戸期に農民となったそれらの家々にも先祖の名を残すべく
戦国期の甲冑を伝存する例を見受けることは特筆に値する。したがって(地元)近辺には古甲冑が多く伝存しており
その数はおそらく日本で最多であったと言って良い』とか
『甲冑・武具、刀剣において戦国・実戦期の実用に供した遺品が日本で最多の伝存をみる家中といえる』とか
『武器・武具は寺社等に奉納するための、いわゆる「奉納品」でなく、先祖の実用の遺品をその家に伝えたもの』とか
『甲冑・刀装は極めて実践的であり、機能美を追求した鋭い感覚の品が多く~』などと
『研究者にとっては真に有難い地域』なんだそうです。
こんな土地の利はない!(と思う)
ってことで、地元の甲冑を(バッシュって甲冑武者ですもんね)参考に塗ってみます(たぶん)。

『説明書色のカスタム』・『説明書色』・『まったくの自作色』の順番。
専門的に言うと『留紺』・『至極色(もしくは調整次第で茄子紺)』・『メタリックダークブルー』かな?

強い光を当てると、どれも青く光ります。
『まったくの自作色』は一番メタメタに青くなりますけど、変則的なMAX塗りみたいな感じなので、超めんどう・・・・でボツ。
『留紺』を採用しました。
(実際ここから実物の甲冑寄りに黒系に振ってます)
次にツヤテスト

ちょびっとクリアーを吹いたんですが、
個人的にピカピカし過ぎて地元の甲冑っぽくないです。(伊達家の甲冑っぽい?)
綺麗に仕上げるときはピカピカでも良いと思いますが・・・目指すは甲冑なので。
アシュラのときもこんな感じで悩みました。

右は半ツヤ、左はピカピカです。
で、半ツヤを採用。
つづく
- 2020/01/16(木) 18:47:17|
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今年最後のブログです。
(あんまり年末とか『時間的な区切り』を気にしないタイプなのですが・・・)
まずはプラのバッシュ

こういうところがレジンキットとプラキットの差か・・・みたいな部分。
抜く方向によってはスジ彫りが埋まってしまっているので

出来る範囲で彫り直し。

キットのままで問題ない・・・と思うんですけど・・・うーん・・・
なんかベイルの重みで左側に傾きそうなポリの渋さだったので関節技に変更。

腰側も関節技に。
通常バチピタでロックされる感じなので、可動させる場合は「ごにゅごにゅ」細かく『こじる』感じで若干引き上げます。
それでボールジョイントが動きます(かなり渋いですが・・・)。

泣きながらクセの強いプラ材をスジ彫り。

膝以外もですけど、鬼のようなヒケっぷりですので、ここまでくるのにどんだけの作業量だったんだっていう写真です。

立たせると若干『カコカコ』言うのは、ここが原因の1つです。
遊びが大き過ぎるので周りを埋めます。
(ポリパテと相性が悪いので瞬着でコート)

草摺パーツはポロポロ取れやすくないですかね?
自分のロットは簡単に取れます・・・
ので若干の加工で結構な強度に接続させてみました。
全然違うと思いますけど・・・たぶん。

こちらの草摺パーツも同様。
気を許すとポロっと・・・
若干の加工がこちらは必要なので、技術的な難易度は高めかな???
ちなみに、この前『僕は凄くIQ高いです』系の人(学生?)がテレビに出てて「頭良いから何でも出来ます」って言ってましたけど、
この手の加工は脳トレにもなるので、推理感覚でどうぞ・・・。解けるとスカッとします。
※難しい場合は学力王みたいな人に聞いてみてください。自分は頭良くないです・・・orz

肩も単行本に合わせて接続部分を埋め、
パーティングラインも消しましたが・・・説明書の完成見本は消えてないじゃないかー
っていうくらい、めんどくさいです。
話は変わって、
先日終了したNHKラジオ第二のカルチャーラジオ「フランス革命はなぜ起こったのか」は強烈に面白かった(勉強になった)です。
漫画やアニメで戦争モノの作品(ロボ系は殆どだと思いますが)は、結構いい歳になると
敵役に対して「こんな悪役ってホントにいる??」とか、「自由を勝ち取れ」ってそこまで来るのに今までどんだけ無策だったんだ?
とか疑問に思ったりするんですけど、
フランス革命を詳しく知るとめちゃくちゃ複雑で「なるほど、こうやって戦争状態になるのか」とか「独裁ってこうなのね」って
かなり合点がいくと思います。
現実世界は非常に複雑です。
左派の中の過激派と中立派が~・・・とか、作業しながらとか絶対に聞けません。(難しくて)
そこで思ったのですが、
あの武勇に優れたナポレオンも、自分の意見を文章にして誰かに知ってもらうって作業は欠かせなかったんだな、ということ。
やっぱり言葉で伝えるって大事なんですね・・・
・・・ということで

この前の新聞の記事。
よくよく読んでみると、凄くガレージキットの世界に似ています。
漫画に近いって人も多いと思いますが、ストーリー無しの単発ものって所はガレージキットの世界かな?とか。
アシュラテンプルの記事の時に
『このキットは日本の文化として後世に残る至高の作品だ』とか書きましたが、
これは冗談抜きでリアルガチでそう思ってまして、
浮世絵に詳しい方だったら、「たしかにそうなってもおかしくないな」って納得していただけるのではないでしょうか。
そもそも昔から浮世絵の評価に関して様々な意見があって、
自分が知ってたのは「美術館だとあんまり映えない」というもの。
この意見、自分はよく美術館などに勉強に出かけるタイプなのですが、
たしかにそのとおりだと思います。
自分のようなザコキャラが見ても、デカい作品の近くにあると負けちゃう感が否めない・・・
近くに水墨画で凄くデカいのがあったりしますけど、「デカっ!」って視線が持っていかれますもんね。
しかし、先日自分の日記に書いた小田雅弘さんのご本に、その点のことが詳しく書いてありまして(サイズについて)
浮世絵の立場とガレージキットの立場って凄く似てるなーって感じたものでありました。
谷さんのキットとか小さいんだけど持ってる優越感が凄いっていうか・・・なんていうんですかね、あの密度の魔力っていうか・・・
大きい会場で見るのと、自分だけが楽しむのってそもそも違うんだなって思います。
デカいけど欲しいかって言われると・・・欲しいとは思いません。
また浮世絵の別の意見で、そもそも芸術というジャンルとして括っていいのかっていうのもありますけど、(漫画とかも)
そのジャンル分けっていうのが人間の悪い癖で、
仏教の思想に繋がるかもしれませんが、ジャンル云々以前に
「好きか嫌いか」「良い作品かそうでないか」っていう根本的に人間の一番大事な部分をすっ飛ばしてるのが問題っていうか
古いものは素晴らしいって無理矢理刷り込まれてるというか・・・古い・新しい以前に「好きか嫌いか」のほうが先じゃない??っていうですね・・・。
自分も歳を取って、だんだん日本画とか茶器とか好きになるんだろうなって思ってました。
・・・けど、いくら見ても変わりませんでした。
やっぱりFSSのガレージキットなどを見たときのドキドキ感には敵いません。
好きなものは死ぬまで好きなのかもしれません。
老後に「応挙とワークショップキャストのファントムのどちらか」が売りに出されていたら、迷わずファントムを買いそうな気がします。
時代とか時間の価値に囚われてしまいそうですけど、
時代も時間も思い込みでしかなくて(ビスマルクの国民意識の刷り込みみたいな?)
信長の時代にF15があったら迷わずF15を使って戦争していたと思います。
違うのは「そこにあったか、なかったか」。
あくまで個人の考えですが、FSSのガレージキットなんて、こんな素晴らしいものが目の前にあるのに
愛でてあげなかったら、このタイミングで生まれてきた幸せを若干無駄にしているような気がするんですよね・・・。
(完成まですごく道のりが遠いっていうのはありますが・・・)
信長が「F15なんぞ使わん!」なんて言ってたら、勿体ない気がしませんか??
当時、一機でも鬼の戦力ですよね。
良いものがあるんだったら使ったほうが良いです。
モーターヘッドだって、デザイナーが何十年も練りに練った作品って他にあります???
ここまで拘ったデザインって・・・時代が違えば巡り合えてないんですよね・・・。
デザインが変わっちゃったって言っても、ポイっとはなりません。
ガンダムだって、新シリーズが発表されても一時的で、結局売れ筋ってゼータとかニューじゃないですかね。
なぜFSSだけそれが通用せぬのだ・・・良いデザインはいつまでも良いのに・・・
と、最後に・・・
こんなに書きましたが、
浮世絵とガレージキットが根本的に違うのは、『完成させなければいけない』という点・・・。(うーん)
永野さんに言わせると、むしろ「それぞれに違った完成形が存在するのは楽しいよね」ってなるんだろうな
モグラにそのような語録があった気がするんですが、評価されるよりも楽しんでもらいたいんですかね・・・
今回のバッシュは楽しさよりも苦しさが上ですけんど(笑)
- 2019/12/28(土) 16:21:07|
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人生山あり谷あり。
自分の場合は谷のほうがあきらかに多いですが・・・うう・・・・
とりあえず、ボークスの1/100プラキット黒騎士を作ります。

目の周りの隙間が気になります・・・
(注:自分の場合。神経質さが異常ですので普通は気にならないカッコ良さだと思います)
塗装でどうにか出来るんですかね??
とにかく、パテで隙間を埋めましょう!
・・・・・
って、
知ってました?
なんか・・・・このプラの材質・・・ポリパテとの相性が悪い・・・T T
なんかネバっこいです・・・
ラメみたいのちょっと入ってるからですかねぇ・・・それとも、硬すぎると抜けにくいのかな・・・??(元金型屋)
ガンプラと比べるとちょっとクセありますね。
結果どうにもならんくなってしまったので(・・・。)ポリパテで自作してみました。

ブロックからの削り出し。
ジュノーンの経験から、結構短時間で彫れました。(修業って大事です)

ホコリっぽいのは削りまくってるからです。
パテカスだらけじゃー
11巻をちょっとだけ見て、あとは自分のイメージ優先で造形してみました。
誰かの原型とか見たらそのままになっちゃいますもんね・・・
似てる似てないは二の次で、伝統的な東アジアの美術の手法って感じです。

サフ。
また11巻を細かく見直して仕上げ

これはこれで個性的かな?と。
デコース仕様でラリってる感を出しました。

にらみ
股関節は

硬すぎるのが鬼のごとし
だったので関節技に変更。
軸が細くて折れそうだったのでエポパテで太くし(久しぶりのエポパテでしたが慣れない・・・)
中もエポパテを埋めてます。
軸周りはカバーをレジンで削り出し。
剣は

接着面で1mm弱ほど削って薄くし

普通に持てるようにしました。
(↑ガンプラだったら、あんまりない表現ですけど・・・キットのままでは持てない)
こんな感じで
難しくて泣きそうです。
これ、普通に造っただけでも凄いです。
前回の記事繋がりで、模型誌に書けないことをあえて書かせていただきますけど(センム繋がり)
この難易度のキットをバンダイさんが販売したら絶対叩かれますよね・・・
値段も含めてボコボコだと思います。
(それだけバンダイの技術が凄いんですけど)
そもそも金型屋さんじゃないメーカーがリリースしただけも凄い!って感じかもしれませんが、
もうちょっと詰めてほしかったなーって思いました。
上型と下型の寸法違いとか、番号間違い、ポリパーツの受けの形状違いとか・・・・
そもそもこのキットを造っただけでも凄いんですが
中国生産?の金型で(たぶん抜きだけじゃないですよねコレ)、この細かい部分の拘りみたいの差が日本と中国の差かな、と・・・。
(日本はやりすぎなレベルの神経質さだった←自分のときは)
納期を迫られていたなら同情しますけど・・・。
こういう部分さえクリアーしてしまえば、中国の技術も恐ろしいレベルまで達するんでしょうね。
元金型屋社員として、参りましたー!って頭を下げるしかないです。
つづく
- 2019/12/16(月) 18:24:23|
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