実はもうだいぶ前に完成していたのですが・・・他キットの作ってる時間が勿体なくてそのままにしてました。
ブログほったらかしですいません。
あらためて、
(尊敬する)ワークショップキャストさんの『アシュラテンプル・パイドル機』が完成しました。
興福寺の阿修羅像をイメージしつつ組み上げました。
腰巻きの形状といい、両足揃った綺麗な立ちかたといい、ドラゴントゥースの形状といい・・・
目指すは静の雰囲気ですかね・・・。






途中、岩波文庫を7冊読破したのと(←読書好き)
フィギュアを作ってたりフルスクラッチもしてたので遅くなりましたが、製作期間は実質2か月くらいだと思う・・・んですけど
改造が無かったらもっと早かったです。・・・そりゃそうですが。

塗装は、当初クリアーピカピカ仕上げだったのですが、
あまりに光過ぎるので、半光沢仕上げとしました。
次回の記事でその点を詳しく書きますが・・・

瞳周り、おでこ部の彫刻等、細かい部分もマスキングしてエアブラシ塗装です。
スジ彫りも深く彫り直ししていますが、やっぱり大変ですね・・・。


腕接続はディテールを新しく造形して力強さを増しています(し、これで強固に接続されています)。


盾はグロス気味にサフを吹くと細かいキズと凹みが結構あるので、地道に綺麗に消します。


(今回は)大改造の脚はこんな感じ。
素立ちポーズで全然隙間が無いのでフリーポーズキットとして、こういった造形は出来ませんよね。
製品状態が販売形態として正しい形状だと思います。
ちなみに、歪み取り作業で左膝のみ3mmか4mmほど延長しています。
※自分のロットは左右で長さが違いましたが、キットを持っている方は要確認だと思います。

背面はこんな感じ。
腹部と胸部のパーツは接続部で隙間が出来るのでパテで埋めてあげます。


腰ですが、歪み取り作業を行うと、綺麗に接続できません。
パテとレジンブロックにてぴったり合うように造形して接続します。
違和感ないと思うけど・・・って感じる方がいらしたら、こちらとしては嬉しいです。(実はそのくらい手が入ってる)

腰アーマー類の密着度を増してます。
キットのままだとこうはならないハズ・・・


平行を出すため、腰回りのすり合わせはかなり大変だと思います。
腰ブロック本体もかなり修正が必要です(自分のロットは)。
塗装も黄色線で説明していますが、影のように見える部分、装甲裏や膝下などは
暗めの赤で(今回はまったく別の赤を使用)でシャドウ吹き。
ちなみに顔のアップの写真の肩の部分だったり影に見える部分はエアブラシ塗装だったりします。

今回のアシュラは緩めの凹凸の造形なので、影がつかなくてメリハリが出なかったらヤダなぁと思って
シャドウを吹いたんですけど、WAVEさんのアシュラ・パイドル機の見本のように、
強めのグラデーション塗装でも良いかもしれません。
※歪み取り作業については別個で記事を書きます。

平行出し作業、歪み取り作業、接続部のすり合わせ作業を丁寧に行い、
素立ち時のシンメトリーもキッチリ出しました。
『ただ接続するだけ~・・・』だと、綺麗に立たないと思います。
素立ちもポーズの一つなのです。・・・と何かで読んだ気が。
日本の文化として後世に残るレベルの至高の作品ですので、きっちりみっちり接続することをおススメします。
実物は強烈にカッコいいし、見てるだけで満足感が凄い良キットです。
・・・で、完成後ちょっと色の実験をしたかったので早速次のキットを作ることにしました。
つづく
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- 2019/10/05(土) 18:12:35|
- 【WSC】ASHURA TEMPLE
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