「伝統工芸が好きだ!」と言っている以上、工芸品の話題もちらちら書きたいと思います。
自分の人生観を確実に変えた展覧会の1つ

もう数年前になりますが「超絶技巧!明治工芸の粋」展です。
明治工芸については、この展覧会が開催される前から親の本なんかで存在は知っていたのですが、
割と他の芸術よりもあつかいが悪く(日本美術史上、比較的新しいジャンルではあるので仕方ないんでしょうけど)
白黒ページだったりして欲求不満だったのが一気に解消された衝撃の美術展でした。
とにかく一言でいえば『バケモノの集まり』。
鬼!職人の姿をした鬼です!
絶対に人間技じゃありません。
そこから本当に世界の見かた、モノ作りに対する考えが変わったのですが、
あるとき、ふと
ガレージキットも明治工芸のように出来ないか?
と思って現在に至ります。
今回の写真、畳の上にFSSのガレージキットを置いてみたんですが
台座の効果もあると思いますが、そこまで違和感ないと思うんですけどどうでしょう。
FSSという作品が上手く『和』のデザインを取り入れているので
個人的にしっくりくるんですよね。
他のロボット模型と比べて不思議な感じがします。
・・・とこんな感じで
明治工芸の世界観をガレージキットにフィードバックしたい!というのが夢です。
技術的な問題はまだまだありますが、とことん限界まで作り込みたいです。
超絶ガレージキットの原型師さん達だって明治の職人と変わりはありません。
・・・ガレージキットはジャンルが俗っぽい?
いやいや明治の職人さんも言われた、どの時代でも言われたであろう常套句です。
絶対負けないと思うんだけどなぁ・・・
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- 2019/05/05(日) 11:34:25|
- ガレージキットと工芸について
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