ちょっと気になることがあってブログに戻る今日この頃・・・。
模型系のyoutube動画を見てたら『ガンプラが上手い人の特徴』みたいなのがありました。
なるほど、なるほど、と見てたんですけど
自分もずっと前から「上手くなる条件って何じゃろね?」とか常に考えながらやってきたので
一応『白圭版』も挙げてみたいと思います。
・・・たぶん、『模型入門』みたいな本に書かれてたのと無意識に重複してるんでしょうけど・・・・。
1、美的感覚が世間と合っている美術系の学校とかで勉強しなくても良いのですが、
(ちなみに、それ系の上級者になると、「変なクセ付いて個性が死ぬから行かないほうが良いです」って言う人はいる)
それでも何となく世間一般での良し悪しが分かってないと、上手い下手の基準が無いと等しいので、
プラモ以外でも「何故この美術作品は評価されてるのか」っていう知識はあったほうが良いと思います。
テレビでも鑑定団とか見るとかね;^^
2、客観的な目線でよく見る対象物の資料を徹底的に調べる目線は基本中の基本として、
他者の作品はもちろん、自分の作品も客観的に見れる能力って必要だと思います。
(それが難しいんですけど・・・)
前に「オシャレ芸能人で絵(配色)が下手ってどうなのよ」って書きましたが、
そういう美的感覚が自分の中で、しっかり確立していないんだと思うんですよね。
実際に書くのは難しいと思いますが、その前に『自分の違和感』に気付いてない時点でアウトっていうか、
絵のバランスは仕方ないにしても、オシャレだったら配色のセンスは必要なわけで、
そうしたものが微塵も無い時点で、スタイリストさんにお任せとか、誰かの真似でしかないので
それが音楽業界だったら即『パクリ』とか言われるんだから、厳しい世界だなって思ったりもして(なんのこっちゃ)
3、道具をそろえる。しかも、ちゃんと使える高い工具が必要ってわけではないのですが、
(次回貼りますが、彫刻刀オンリーでここまで作れますっていう・・・)
自分にあった道具を揃えられるかっていうのは必要だと思います。
なので数をこなして「こういう場合は、この道具が必要なんだな」って経験が重要なんですよね。たぶん。
しかも「どうするんじゃコレ・・・」っていう状況は、間々あるわけで
そういった場合に適応できる道具があるか、また
それに合った道具を自作できるような技術があると、かなり役立つと思います。
(自分の場合、自作特殊形状の彫刻刀がゴロゴロしてます・・・世界に1つしかないみたいなorz)
経済的な差が出るので、学生さんとか辛いだろうなって思いますけど(←自分も経験しましたが)
4、失敗を予見できる能力「これ、このままいったらヤバいな・・・」とか事前に自分のクセなどを十分理解してると上手く出来ると思います。
やっぱり経験(つまり失敗の数)がモノを言うので、何事も実践すること、に限るかなと・・・;^^
これが無いと、まーリカバリの波状攻撃みたいになって地獄の何ものでもないので
有るに越したことはないかなと思いま寿司、この能力が高い人は綺麗に仕上げられるんじゃないかなと思いま寿司。
これ、他ジャンルでも意外と軽く見られる能力なんですけどね・・・。
こんなもんですかね・・・うーむ・・・。
もうちょっと考える余地はありそうですが、この辺にしておこう。
つづく
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- 2021/10/02(土) 07:49:30|
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最近写真をアップ出来ないのは、タイミング的に結構わたわたしているからで、
近々途中写真が貼れると思いますけど・・・
ブログが文字だけなのも寂しいしなぁ・・・とか思いつつ、
あ!そういえば、そういうときのために自分の持ってるレア(?)キットの写真でも取り溜めしておこうかな・・・とか思いついたり;^^
こんな感じで、なかなかスムーズに進まなくて混乱中です・・・。
さて、
レッドミラージュの資料をゴソゴソ漁ってるわけなんですけど、
いやー・・・全然思ってもなかったんですけど、
レッドミラージュの(公式)絵って、本当に少ないんですね・・・;^^
よく考えると、ここまで少ないっていう実感無かったです。
(↑ガンダムとか、他メカもの作品と比較した場合で言ってます)
とはいえ他のMHよりは多いほうだし(細部が)、模型の写真で言ったら凄く多いんですけど
もっと色んな角度で見たいときは、実際の模型を作るしかないんだな・・・なるほど、そういう世界なんですねぇ・・・・
んで、
いろいろ調べてたら『バッシュ』の説明記事があって、
アニメ作品「エルガイム」のロボットデザインの一番最初に生まれたのが『バッシュ』なんだそうです。
エルガイムのヘビーメタルからFSSのモーターヘッドまで続く(GTMまでの間?)メカデザインの母体ってバッシュだったんですね~・・・・。
FSSという作品がバッシュ(とレッド)から始まりますけど、
魔導大戦もバッシュから始まって、
GTM化再開後もバッシュ(ダッカス)から始まるのは、
公式には言ってないかもしれませんが、やはり作者個人でも
かなり思い入れの強いデザインなんだろうなぁ・・・と思いながら読んでました。
自分も「はじめて」で言うと、『はじめて買ったガレージキット』ってバッシュだったんですけどね;^^
思い入れは段違いにあるな・・・
バキバキのブラックグラード作りたい・・・って欲求は無くなりません。
ああ
あと、それと
永野さんが、あるレジンキットの作品に対して
「絵から質感の違い(ツヤ)をちゃんと読み取ってて凄い!」みたいなコメントありましたが(たしか)
我々のような凡人とは比較にならないくらい、こだわって作品を産みだしてるので
よく見くらべると装甲でもツヤがあるところは、ちゃんと反射して描かれてるし
全く光ってないところもあって、そういう質感のイメージも表現されてるんだと思います。
(とはいえ模型製作でいえば、作者本人の嗜好として「みんなと同じ表現してどうするの?」ってのはあるっぽい)
エルガイムMK-Ⅱも、そこまでピカピカしてない(あえて)んですね。
「他のヘビーメタルとのツヤの違いに注目」みたいな説明があったな・・・
そうやって見ると(←劇中絵から)、そこまで光ってないと思われます。
そこまでこだわってたんかいって、読めば読むほど面白いですね;^^
これが『永野作品』なんだろうな・・・
つづく
- 2021/09/23(木) 07:15:22|
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補足として、これだけは書いとこってことで
先日「日本刀云々」の記事を書きましたけど、
たぶん刀剣な女子の中でも深ぁ~いほうに住んでらっしゃる主様だったら
「あのね・・・野太刀とか長巻とかって、実際は威嚇目的で使うから!」
とかの意見をお持ちかもしれませんが、
これがまた山形南部の人の特権で
「いや、ウチの藩の親分は実際に使ってる可能性高いからっ!」
って言い返せるんじゃないかな??;^^
他県、他藩は・・・知らんですけど。
それと、モータヘッドの「抜刀したまま」の話もですけど、
(ナントカ武具辞典みたいなほうを信用している方は、そちらを信じたほうが良いです。田舎の非学者ですので;^^)
FSSの世界なんだから音楽に喩えると分かりやすいなーって思ったのですが
ギターケースってありますよね。
「けいおん!」とかでで主人公が背負ってるヤツ。
あれが『鞘(サヤ)』だと思ってもらうと良いんですけど
ライブハウスのステージ上(戦場)で、お客さん(敵)を前にギターケース持って登場して
出すところから演奏開始!・・・・・・って変ですよね;^^
普通は出したままステージにやってくるんです。
(異色のバンドは開始後にステージで準備するかもしれませんが←「ええ!今から!?そこも含まれてる!!」っていう・・・)
また別ですが、
ミュージシャンが移動中で「やべ!財布落とした!」とかって場合に「あ!ここで演奏して小銭を稼ごう」って
ギターケースからギターを出して演奏・・・なんて場合と違いますよね。
・・・日本刀ってそんな感じだと思います;^^
FSSもそうで、ドーリー(楽屋)があるんだから、そこで『目の前の』戦場に合わせた格好で登場するのが普通で
それとは逆に戦場がどんな状況かイマイチわからんって場合は、邪魔だけどギターケースに入れてくしかないんですよね。
移動が主目的の場合っていうか。
『プライベートライアン』でもそんな感じの記憶がありますけど・・・。
戦国時代の合戦もきっとそうだと思うので
そういうイメージも模型に反映させると、きっと面白いと思います。
特にFSSは「肩の追加装甲は戦闘時に邪魔だから外す騎士が多いようだ」とかあるし・・・。
以上、そんな感じでしたー。
つづく
- 2021/09/18(土) 10:25:25|
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遅くなりましたが、一ヶ月以上かけて放送された
ラジオの文化講演会「日常にいかす現象学」を全部聞きました。
哲学的で少し難解かもしれませんが(否定の否定な感じが出てきたりするので)、
それでも自分みたいな初心者に分かるように砕いて説明してくださったんでしょうか
すんごく良かったです。
それで、さっそく取り入れてみたんですけど
前に「FSSって作者のデザインを発表する場なんじゃないか?」みたいなこと書いたと思うんですが
(消してるかも)
えーっと、はっきりわかりました・・・
そう
分からないということが分かりました。「デザインを発表する場」とか、すごく無礼なこと書いて大変申し訳ありませんでした!orz
そんな薄いものじゃないですね・・・・
ちゃんと作品全体をよく読まなきゃダメだし、しかも『作品世界を』ちゃんと理解しないと、ってわかりましたし、
現象学の先生が言うように、それで「分からないということが分かりました」です;^^
坂口安吾が「意味の無い作品ってなかなか無いものだ」って書いてましたけど、
それこそ人気少年誌の漫画以上にFSSって意味深でメッセージ性が強くて
それを分かってない時点で「分からないってことを分かってない」んですね・・・。
これだけ言わないとバチ当たるなって思って書き残しておきます。
違った目線で読み直すと、なんか凄く色々含んでるんだな・・・・凄い・・・。
※それと次回の記事に書きますけど、「運命」っていう大問題に対しても
作者が思う答えがどこかにあるのかもしれないですね。
やっぱり色々な方向で見だすと、全然違う内容になりますけど・・・どうなんでしょう
- 2021/09/06(月) 21:51:16|
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『模型論』と題して一つ。
模型製作の難易度に対してなんですけど、
よく色んなところで「上級者向け」とか「難易度高め」とか「初心者におススメ」とかの文言があったりしますが、
そういう定義って本当に正しいんですかね?;^^
割と一般的なイメージとして「ガレージキット(レジン)は難しいけど、ガンプラはまだ簡単だ」とか・・・。
こういうのって個々人のゴール地点の設定が違う場合もあるので、一概に言えないことだと思うんです。
たとえば・・・
模型誌のスーパー改造ガンプラ作例とか(『別冊の表紙クラス』みたいな・・・)とかって、
ガレージキットより難しいのは山ほどありそうだし(と思う)、
改造しなくても塗装だけだったら・・・な場合でも、
最近ご活躍されているか分からんのですが、すんごい塗装の石川さんというプロモデラーさんの仕上げとか
絶対ガレージキットよりも手がかかってそうだし(ノウハウも尋常じゃなさそう)
「レジンキット完成!今回のは意外と簡単だったぜー☆」とかって人でも、見せる人に見せれば
「仕上げが雑」とか「塗装の色合いが失敗」とか「微細な所が甘い」とか
マシンガンのごとく意見を言われたりするので
状況によっては「全然簡単じゃねーじゃん!」な場合もあります・・・。
現在自分もリューターが天に召されたので、簡単な加工も手彫りなんですが
人によっては「簡単」も「簡単」じゃないんですよね;^^
ガンプラのパーツ少なめな旧キットだって超絶綺麗に作ろうと思えば、
悶絶するくらい難易度高めです・・・
こんなふうに
一概に自分の価値観で「難易度高い」とか「簡単だ」とか「初心者向けだ」とか言えないと思うんです。
完成品として目指す方向性が違えば、同じ数だけ違う感想があるわけで
『人による』んですよ。正しい答えは。
・・・と思ったんですが、
自分も「難しいわー!」とか「初心者向けではねーわ!!」とかガッツリ言ってましたねorz
ブーメランのごとく自分に返ってきたわっ!!!
・・・ズコー。
やっぱり苦労すると言いたくなっちゃうんだろうな・・・
とにかく『模型誌みたいな完成品が模型の絶対的な正しいゴールではない』ということで・・・。
例えれば「グラフィックが物凄いけど超絶面白くないゲーム」みたいな感じっていうんですかね??
模型もそういう『感覚を重視するジャンル』に該当するような気がします。たぶん。
こんなこと書いといて自分のブログも
今後、絶対「難しい過ぎるわー!」とか「初心者の人にもおススメ」とか書くと思うので
冷ややかな目線で見たほうがいいかも・・・T T
それと最後に、
新聞読んでて思ったんですが
学者とかってズルくないですか?
今の世の中に対して否定的な意見だったり、言いたいこと言ってますけど(のように見える)
実践伴ってるんですかね???
「本を出すことが実践だ」とか言うんでしょうけど・・・・・・・
あの・・・・
例えればモデラーが模型を作らずに(作れずに)、そのウンチク方法論を本にするようなものでしょ?
そんなのある????;^^
研究が実践ってね・・・いやいや
こんな下級国民の自分のようなのでも、模型って必ず実践を伴いますよね。
儒教でもマルクス主義でも、実践が一番上だったと思うんだけど。
世の中を良くする方法があるなら、それを実践して良い結果をアウトプットしないと・・・・
実は学者の世界よりモデラーの世界のほうが厳しいんじゃないか???
と思いました。
コロナウィルスが全然改善しない現状にイヤミを込めて♪
つづく
- 2021/08/22(日) 15:05:39|
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